大地を翔って （詞・曲）宮平博行 Copyright 2009
乾いた落ち葉踏みしめ
二人して足固めよう。
移ろぐ季節に心が
揺り動かされないように。
なにも無理なことを言う
つもりはないけど
これまでやってきたのさ。
それに気づかないの？
翼なんか元からない
僕たちの羽ばたき
ただ大地を翔って
過ぎた跡を濁す
冷たい風を受け止め
二人して頬寄せ合おう。
突き刺す寒さに心が
凍り付かないように。
誰ももっともなこと言う
それはそうなんだけど
大したことじゃないのさ。
それに惑わされるの？
翼なんか元からない
僕たちの羽ばたき
ただ大地を翔って
過ぎた跡を濁す
「心ゆれている私には
誓ってほしいの」と君は言う。
「これから先を
天に誓うよ」
と僕はまだ口にできないけど。
山へと谷へと行くのは
君としかできない。
いいも悪いもみな引き摺って。
過去へと未来へと君を
連れてしまいたい。
その先に僕たちの
目くるめく大地広がる
あたり構わず翔る巡る
振り返るとあちこちに
二人が通り過ぎた
なごりある大地広がる
あたり構わず翔る巡る
これからもまた翔る巡る